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犬にノミが寄生すると何か健康的な影響はあるの?

2019年08月23日
走っている犬

犬にノミが寄生してしまったとしても、1匹や数匹程度なら問題なさそうに思えます。しかし実際は、たった1匹だけであっても速やかに対処しなければならないため注意が必要です。1匹なら大した影響が出ないような気がしますが、1匹でも相当な痒みが生じることがあります。人間の場合は痒いことにすぐ気づくため、ノミが寄生してしまったことが分かりやすいのですが、飼っている犬の場合は気づくのが遅れがちです。気づいたときには皮膚炎などのトラブルにつながっていることもあります。

皮膚炎や感染症などのトラブルをきちんと予防することも、犬を飼っている人間の義務です。それほど影響が出ないだろうと安易に考えてしまうのではなく、少しの影響も出ないようにしてあげる必要があります。痒みで済んでいれば解決しやすいですが、皮膚炎・感染症になってしまうと本格的な治療が必要になり、犬にとっても非常に苦しい状況になってしまいます。もちろん飼い主としても、当然のことながら辛い気持ちになるわけです。

痒いだけの状態だと、ノミによる影響を飼い主が気づくのは難しいといえます。しかし寄生する量が多くなると下痢・貧血・嘔吐などの具体的な症状が出やすいです。他に思い当たる原因がないのに下痢・嘔吐を繰り返したり、貧血の症状が出たりした場合は、ノミによる影響を疑わなければなりません。血を吸われてしまうので、貧血の症状が見られるのは当然です。このようなトラブルが起こりうる以上、健康的な影響が出ない、あるいは少ないとは言えません。

最初のうちはノミが直接関係しているトラブルだけで済んでいても、次第にノミを媒介して別の寄生虫症につながることがあります。とりわけ多いのはサナダムシです。サナダムシは非常によく知られている寄生虫症の1つで、犬だけでなく猫にも見られます。もちろん、サナダムシが皮膚から自然に犬の体内に入ってしまうことはありません。体を舐めてしまったときに、サナダムシが寄生しているノミの幼虫が入ってしまうのです。

常に飼い犬のことを見張っていることはできないため、体を舐めてサナダムシを体内に取り込んでしまったことに気づくことは基本的に不可能です。だからこそ、日頃から飼い主の責任でブラッシングなどを丁寧に行い、体を舐めてしまっても大丈夫な状態にしておかなければなりません。ノミを除去することだけでなく、予防することにも力を入れることが非常に重要です。